2020.10.03
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優遇金利とは通称、キャンペーン金利とも呼ばれており、各金融機関の定める条件に合格することで適応される金利のことを指します。
優遇金利は、金融機関が自由に金利や条件を設定できるため、あなたも住宅ローンを申込みする際には複数を比べてお申し込みされたと思います。
住宅ローンは借りた分のお金に金利を上乗せして返済していきます。
そのため、金利が高いと総返済額が高くなり、より多くのお金が必要になります。 安い金利で借りた場合、「これなら支払っていける」と思って(家計を圧迫せずに済む)借りたと思います。
毎月決まった額を払い続けていれば、突然優遇金利が終了することはありません。しかし、金利の種類によっては割引率が変化します。
もし住宅ローンを滞納してしまうと、優遇金利はどうなるのでしょうか?
生活を楽にするために適用してもらっているため、優遇金利がなくなると大変ですよね。
しかし、住宅ローンを滞納すると優遇金利は撤廃されてしまいます。
優遇金利を受ける際、多くの金融機関の条件の欄に「住宅ローンを滞納した場合、優遇金利が解除された場合も異議はありません。」という旨の条文があります。
そのため、滞納すると優遇前の元々の金利での支払いになってしまいます。
優遇金利の適用を解除する権限は各金融機関にあるため、どのタイミングで解除されるかは分かりません。1回の滞納では解除を実行しない金融機関も多いでしょう。
何故なら、1回目の滞納は、たまたま返済日を忘れていた方や滞納せざるを得ない方への救済処置となるからです。
しかし、金融機関からの催促を無視したり、繰り返し滞納したりするとすぐに解除されてしまいます。
一度優遇金利が解除されると、再度適用されることはないため、普段から滞納しないように気をつける必要があります。
優遇金利が終了すると元々の金利となるため、総支払額が増えます。毎月の支払額が1万円ほど上がる可能性もあります。
返済が厳しく滞納している方にとっては、さらなる打撃となります。
今回は住宅ローンを滞納したときの優遇金利への影響について説明しました。
優遇金利は家計への負担を軽減するため、非常に心強いです。しかし、住宅ローンを滞納すると優遇金利が解除される可能性があります。
「滞納する前に!」何らかの対策をする必要があるでしょう。
どんな対策を取ればいいのか悩んだ際は、我々に一度ご相談ください。
皆様からのお問い合せをお待ちしております。
優遇金利や住宅ローンを滞納のお悩みはこちらからご相談ください
宮崎 正浩
宅地建物取引士 /住宅ローン診断士/住宅ローンコンサルタント
プロフィール
神奈川県内での不動産取引の経験が30年以上あります。
その中で不動産売却や住宅ローンのコンサルティングに力を入れています。
自己の体験や経験を踏まえてお客様と真摯に向かい合って対応をしております。
ぜひお客様の思いやお悩み事をお聞かせ下さい。
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